逃すな!学資保険の入るベストタイミングは、生まれる前!? 【FP 大阪】

学資保険

 

大学の入学費用のアテにしていた「学資保険」が入学前に受け取ることが出来ず、払い込みに間に合わない!!という事例が多くあると聞きます。

 

学資保険は、申込時に給付金の受け取り年齢を選べる商品があり、高校卒業をイメージして18歳にする人が多いのですが、それが理由で、受け取りが入学金の払い込みに間に合わず、必要な時に使えないということが起こるのです。

 

では一体どうしたらいいのでしょうか?実は、学資保険の入るタイミングがミソなのです!

先輩ママ・パパはどうしている?

学資保険に加入中、または加入して満期を迎えた先輩ママ・パパに「学資保険に加入したタイミング」を聞くと、子供が「0歳のとき」と答えた方が37.9%で最多の結果が出ました。

 

学資保険2

【出典】インターネットリサーチ:株式会社ジャストシステム「Fastask」に登録のモニターに実施/実施期間:2019年4月 有効回答数:220(お子さまがいらっしゃる40~69歳の男女)

 

いつから加入できる?

具体的な年齢は「0歳から」です。また、出生前(妊娠中)から加入できる学資保険も多くあり、妊娠中に学資保険へ加入するメリットは以下のとおりです。

 

≪出生前に加入する5つのメリット≫

①加入時期が早い分、月々の保険料が安くなる

②積立期間が長くなる

③余裕をもって商品を選ぶことができる

④親(契約者)の万一に備えることができる

⑤早生まれ対策になる

 

特にポイントなのが、産前に加入したほうが、月々の保険料が安くなることや、しっかり比較検討し保険に加入できる部分になります。

 

妊娠中に学資保険に申し込む際の注意点

妊娠中の学資保険への申込みを検討している方、以下の点に注意が必要です。

 

①契約者は慎重に決める

原則として親が契約者となりますが、保障や保険料が変わってくるので、父親と母親のどちらが契約者となるかは慎重に決めましょう。

 

一家の大黒柱に万一のことがあると、教育費が用意できなくなってしまうリスクが高いため、一般的には、収入の高いほうが契約者となるケースが多いです。ただし、女性は男性と比べて保険料が安く設定されていることが多いので、保険料の安い方が契約者になる手段もあります。

 

②出産後に手続きを忘れずに

契約時点では、子どもの名前や生年月日などが分からないため、出産後に改めて手続きが必要となります。必ず、忘れずに行いましょう。

 

③出産後の家計を考慮しにくい

子どもが産まれると、ミルク代やおむつ代などの日用品をはじめ、さまざまな費用がかかるものです。無理のない保険料で契約をしましょう。

 

無理なく落ちついて備えを

子どもが産まれることは、さまざまなことにお金がかかり、不安に思うかもしれません。

特に、教育費にはまとまった資金が必要です。学資保険は、親である契約者に万一のことがあっても、子どもに教育資金を用意することが可能です。

 

焦らず、妊娠中で落ち着いたタイミングで子供への備えとして検討してみましょう。