【FP 大阪】離婚後の知っておきたい養育費について整理しましょう!

離婚

人生の大きな転機ともいえる、離婚。お子さんがいるご家庭では、離婚後も何かと親権や養育
費などの問題でパートナーと長く付き合う必要があることが多いですよね。
今回は、離婚後の知っておきたい養育費のことについてご紹介していきます!

養育費のキソを学ぼう!

養育費とは、経済的に自立していない子どもが自立をするまでに必要な費用のことを指し、
生活に必要な経費、医療費などが当てはまります。自己破産をした場合でも子どもの養育費の
負担義務はなくなりません。いかなる理由があっても養育費を支払わないということはあって
はならないのです。
養育費の支払いは“親として子に対する最低限の義務”であり、“離れて暮らす親と子を結ぶ
絆”であり、“親子である証になるもの”と捉えましょう。

養育費の相場とは?

皆さんは養育費といえばどのぐらいを想像しますか?
厚生労働省が令和 3 年度にひとり親世帯を対象に行った調査によりますと、
1か月分の養育費の平均相場は母子家庭で 5 万 0,485 円、父子家庭で 2 万 6,992 円という結果になりました。
一概にこの金額を必ず貰えるわけではなく、双方の給与所得や家庭状況によって変化します。

成人するまで払い続ければ終わり?

18歳で成人すると養育費は支払う(支払われる)のが終了すると思われがちですが、そうで
はありません。年齢関係なく、現実に子どもが自立できるようになるまでは支払う側に払うべき義務が発生します。

離婚時に取り決めたはずの養育費が、支払われなくなったら?

養育費の支払いは離婚時に書面で取り決めることが多く、支払いが滞った場合は法的な手段をとることができますので、

泣き寝入りする必要はありません!
① 履行勧告・履行命令
② 強制執行手続き

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女性が女手ひとつで子どもを育てることは並大抵のことではなく、養育費の支払いは親の義務でもあります。

泣き寝入りすることなく、パートナーと納得いくまで話し合って、

子どもが将来に不安を抱かない生活をさせてあげるのが親の役目ではないでしょうか?

 

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